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歯の治療について

歯周病・再生療法

歯周病治療

細菌と力をコントロール、あおき歯科クリニックは本気で歯周病と戦います!

歯周病とは

歯周病の原因は、プラーク(歯垢)中の細菌感染によって引き起こされます。

お口の中には300~400種類の細菌が存在しています。

その中の数種類が、バイオフィルムと呼ばれる細菌の塊となり、歯と歯ぐきの間に強固にくっつき、放置してしまうと歯を支える骨を溶かしはじめるのです。

そして歯に強い力がかかるほど、その程度やスピードは速く悪化していきます。

つまり治療法は、細菌と力をコントロールしてあげることなのです。

そして、治療後もメンテナンスをし続けることがとても重要になります。

当クリニックでは、歯科用CTでより正確に検査を行っています。

CT画像は立体画像(3D)のため、従来のレントゲンの平面像(2D)より、直接見ることができない骨の溶けぐあいや根っこの形態をより正確に確認することができます。
特に再生療法を含む、歯周外科治療の術前診断にはとくに大きな効果を発揮し、また患者さんからもわかりやすいと好評を得ています。

※CTは、必要な場合に患者さまの承諾を得て撮影します。すべての方に撮影するわけではありませんのでご了承くださいね。CTについて詳しくはこちらから

ぐらついている歯は抜かないとダメ?

歯根周囲の歯によ~く注目してください

皆さんはこの写真の変化をみてどう思いますか?

風を吹きかけるだけで、ぐらつくような状態でしたが、抜きたくないと来院されました。それから5年の経過です。
決してバリバリと硬いお煎餅を食べられるわけではありませんが、しっかり安定しています。

歯のない部分には、入れ歯に使う人工歯を貼り付けただけで、歯を削ることもなく、最小限の処置ですみました。

一度抜いた歯は二度と元には戻りませんので、後悔のないように、しっかり話し合って最良の治療法を考えていきましょう。

歯みがきしてれば大丈夫?

歯を失う原因として、決して忘れてはいけないのは力の存在です。
食事をする時は、歯に必ず力がかかります。
また、痛い歯や欠損がある方は、片方ばかりで噛んでいることもあるのでは?そして、最も厄介なのが歯ぎしり・くいしばり。

通常の何倍もの力が同じ箇所に集中しますので、歯周病が急激に進行してしまう原因にもなっています。
歯周病を防ぐには、力のコントロールも必要なのです。

上記のレントゲン写真は、力のコントロール・歯周治療、両方が功を奏して抜かずにすんだ症例です。
歯ブラシや歯石の除去だけでは解決できないこともありますので、たとえ1本の歯でも十分な診査が必要です。

炎症と力がコントロール出来たらこんな変化も!

この症例は、歯周病のため歯を支える骨が溶け、下の歯からの突き上げによって、全体的に歯と歯のあいだに隙間ができていました。

この場合、歯石をとるだけでなく、かみ合わせ調整をして、強い刺激をとって休ませてあげなければなりません。

その結果ぐらついていた歯は徐々にしっかりしてきて、何もしていないのに隙間が閉じてきました。
このようなことは珍しくありません。とてもうれしい変化ですよね

がんばりましょう、まだまだ大丈夫!定期検診が大切です。

前歯の周囲に歯石がたまりプクッと腫れています。
よく見ると下の前歯の歯茎が帯のように色が変っています。
このような方は、放置すると骨が溶けていき、大変なことになります。

この時点でしっかりと歯石をとって、ブラッシングしてあげれば比較的簡単に治癒に導くことができます。

歯周病治療をおこなっている患者さまのほとんどの方が、早く気づけばよかった~、と後悔されます。
この病気は知らぬ間に進んでいますので、まずは定期的な検診をお勧めします。

再生療法(歯周病治療の一部)

-溶けてしまった骨を回復させる-

最近はこんな治療法もあります。
歯周病で溶けてしまった骨を回復させる再生療法といわれる治療方法です。

この症例は、エムドゲインという歯周組織再生誘導材料を用いて、根っこの先まで溶けてしまった骨を回復させています。

そのほかにも、自家骨や人工骨、人工膜を使用する手法もありますので、あきらめず一緒に最良の方法を考えていきましょう。